2009年4月9日木曜日

はじめまして

 はじめまして。
 私は熊本大学大学院社会文化科学研究科公共政策学専攻の教授で、上野眞也と申します。
 この政策大学院は昨年4月に発足し、初年度は16名の学生が、今年は7名の学生が入学しました。その多くは政治家、公務員、団体職員、企業職員など仕事を持った方々です。もちろん学部からの進学者もおります。多彩な学生と教員が、試行錯誤しながら政策について議論し、調査し、学び会っています。
 このブログを通して、学生、教員、そして広く社会の方々と政策をテーマに考える場としたいと考えております。社会現象に対する所感や、読書感想、政策提案などなど、ご自由に投稿ください。
 なお、大学院生の皆さんには、投稿の権限をお渡しし、自由に投稿いただこうと考えていますので、ご活用いただければ幸いです。

 昨年末以来、世界的な同時不況のなか、守るべき社会の価値や、公共が担っていくべきことなどについて、この20年ほどの議論がいかに強者による欺瞞に満ちた論理であったことも次第に明らかになってきています。「良き社会の構想」としての政策を考えるためには、熱い心とクールな頭が必要なことは言うまでもありません。私たちの「熱い心」をここでは語り合い、それを糧にクールな頭を作る研究に取り組めれば最高ですね。

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